アコファイド(アコチアミド)は世界で初めて、FD(Functional Dyspepsia);機能性ディスペプシアで適応をとった薬です。用法用量が食前の理由としては、食後の症状を抑えることと、吸収の良さということがある。
リーマス(炭酸リチウム)、双極性障害とリチウム中毒のまとめ
リーマス(炭酸リチウム)の有効血中濃度は0.3〜1.2mEq/Lであり、トラフ値で評価する。リチウム中毒になる併用薬の原因としてはNSAIDsなどがあるため注意が必要である。
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リチウムくらいは引っ張ってこられそう
リーマス(炭酸リチウム)は気分安定薬として使われるが作用機序は詳細はわかっておらず、複合的に作用すると考えらえている。
リチウム濃度については用法用量で
リーマス(炭酸リチウム)の有効血中濃度は0.3〜1.2mEq/Lである。投与初期や増量した時など維持量が定まるまでは1週間に1回、維持量の投与中は2〜3か月に1回に測定してトラフ値で評価する。
なお血中リチウム濃度に応じて以下の症状などが出てくる
そのため落ち着くまで減量や休薬となる。
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リーマス(炭酸リチウム)に関連して、双極性障害についてまとめておく。
双極性障害は躁病相と、うつ病相などの気分の波を繰り返し、自己でコントロールするのが困難となる疾患である。双極性障害では様々な症状があるが以下のようなものがある。
双極性障害の薬物治療には以下のようなものが使われる
双極性障害の躁病相に適応があるのか、うつ病相に適応があるのかで変わってくるため注意が必要である。そして気分安定薬のうちリーマス(炭酸リチウム)、デパケン(バルプロ酸)、テグレトール(カルバマゼピン)などは副作用回避をするために血中濃度測定が重要となってくる。
リチウム中毒にさせないためにも、薬剤師としては特徴の項目にもあるNSAIDsの併用には注意したいところである。(NSAIDsはプロスタグランジンの合成を抑えて腎の水分や電解質の代謝に影響を与えてリチウム濃度が上がる)