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前回のおなかの調子(下痢や便秘))が気になる方に適した特定保健食品(トクホ)や機能性表示食品に続き、今回は肥満気味の方に適した特定保健食品(トクホ)や機能性表示食品について見ていきます。

肥満とは、からだに脂肪が過剰に蓄積した状態です。体脂肪には、皮膚の下にある皮下組織に蓄積する皮下脂肪、腸間膜に蓄積する内臓脂肪、心臓や肝臓や膵臓などの本来たまるはずのない場所に蓄積する異所性脂肪があります。
肥満の原因には、エネルギー摂取量の過多、バランスの悪い食事、早食い、重度飲酒などの食生活をはじめ、長時間のテレビ視聴など活動量の低下、睡眠不足などがあげられます。
肥満気味の方に適した特定保健食品(トクホ)や機能性表示食品に関わる成分には以下のようなものがあります。
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中鎖脂肪酸は炭素数が8〜10くらいの脂肪酸で、小腸粘膜内でトリグリセリドへ再合成されることなく脂肪酸の形で門脈から肝臓に移ります。その他にも素早くβ酸化され、エネルギーとして利用されやすく体脂肪として蓄積されにくいなどの特徴があります。
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マンノオリゴ糖は、マンノースが複数個結合したものです。マンノオリゴ糖は小腸での脂肪の吸収を阻害して排出させる作用があると考えられています。
クロロゲン酸類は、植物が自身を活性酸素から守るために作り出す抗酸化成分であるポリフェノールの一種です。クロロゲン酸類は肝臓における脂肪酸や中性脂肪合成に関わるステロール調整エレメント結合タンパク質などの発現を制御することで体脂肪蓄積を抑制すると考えられています。
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茶カテキンもポリフェノールの一種です。茶カテキンは脂肪分解に関わる酵素であるホルモン感受性リパーゼ活性を高めます。さらにミトコンドリア内の脂肪酸の分解に働く酵素の活性を高め、β酸化を促進して体脂肪を減らすと考えられています。
ケルセチンもポリフェノールの一種です。ケルセチンは水に溶けにくく摂取しても吸収されにくいですが、グルコースが結合した配糖体では水に溶けやすくなり、体内に吸収されやすくなっています。ケルセチン配糖体は、脂肪細胞中のホルモン感受性リパーゼを活性化させ、脂肪の分解を促進するためと考えられています。