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認知症患者は言語障害などにより、うまく言葉にできないことがあります。そのため客観的に評価することは重要です。今回は認知症に関連するものの評価方法についてみていきたいと思います。
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まず、認知症の評価についてみていきます。
認知症患者の評価方法には以下のような方法があります。
これらの注意点としては認知症の重症度を見るわけではないということです。生活機能の低下の進行で重症度を見ます。
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認知症と似た症状にはせん妄があります。そのため、これらを間違えて評価しないことが重要です。アルツハイマー型認知症とせん妄を比べた時に違いとしては以下のようなものがあります。
要するにアルツハイマー型認知症せん妄と比べた時に時間経過が重要と言えます。
認知症発症後の生命予後は数年から十数年と言われています。アメリカで用いられているアルツハイマー型認知症の終末期のステージングにはFunctional Assessment Staging of Alzheimer’s Disease;FASTがあります。
要するにFASTの6〜7が終末期と言えます。
認知症患者は痛みがあっても、それをうまく訴えることができない時があります。DOLOPLUS-2(ドロプラス2)は、コミュニケーション障害を持つ高齢者のために作られた痛み行動観察尺度です。
DOLOPLUS-2(ドロプラス2)は10項目の痛み行動からなり、痛みのレベルは0点から3点までの点数で表します。点数は高いほど痛みが強いことを示します。
例えば、安静時に痛みを防ぐような体位をしている (いつもと異なる体位をするのは、痛みを避け、緩和するためである。) という項目では
となります。これらの10項目の合計で最大点数は30点。5点以上であれば痛みがあるとして痛みのマネジメントの対象となります。
DOLOPLUS-2(ドロプラス2)の他にも、PAINAD (pain assessment in advanced dementia scale)ペイナドという評価方法もあります。
認知症高齢者の日常生活自立度は、認知症の高齢者がどれくらい自立して生活ができるかを評価する指標です。状態によってランク分けがされています。
何らかの認知症を有するが、日常生活は家庭内及び社会的にほぼ自立している。要するに、まだ自立している状態です。
日常生活に支障を来たすような症状・行動や意思疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意していれば自立できる。要するに、まだ注意していればどうにか自立している状態です。
そしてランクUは上記の症状が家庭外で起きているのか、家庭内で起きているのかで、さらにわかれます。
日常生活に支障を来たすような症状・行動や意思疎通の困難さが見られ、介護を必要とする。要するに、周囲にかなり影響を与えるような状態です。
ランクVは上記の症状が日中に起きているのか、夜間に起きているのかで、さらにわかれます。
日常生活に支障を来たすような症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られ、常に介護を必要とする。例、ランクVに同じ
著しい精神症状や問題行動あるいは重篤な身体疾患が見られ、専門医療を必要とする。例、せん妄、妄想、興奮、自傷・他害等の精神症状や精神症状に起因する問題行動が継続する状態等