![アロマテラピーに使われる精油の香りと効果](../img/header.jpg)
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前回のアロマテラピーの香りとメカニズムでは、精油の香りとどのようにしてアロマテラピーが作用するかのメカニズムを話しました。今回は代表的な精油の成分の香りや効果、その他特徴などを確認していきます。
今回紹介するのは以下の18種類です。
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甘く重い花の香り
鎮静、抗うつ、催淫、殺菌、皮脂バランスの調整
ストレス解消の芳香浴に効果的です。
過剰に使うと、頭痛や吐き気が出ることがあるので注意が必要です。
オレンジの皮のような甘くフレッシュな柑橘系の香り
リラックス、リフレッシュ、抗うつ、食欲増進、殺菌、抗菌
主に芳香浴で使われます。光毒性作用があるため、日光を避けた方が良いです。
フローラル系。フルーティーでリンゴに似たやや甘みのある香り
催眠、鎮痛、鎮静、鎮痙、抗炎症
不眠や緊張緩和のための芳香浴に効果的です。
ハーブ系。ナッツに似たコクのある女性らしい香り
鎮痛、鎮静、抗菌、抗炎症
リラックス効果が強く、芳香浴やオイルマッサージなどに使われます。
樹木系。ややスパイシーだがすっきりとした香り
鎮痛、収れん、ホルモンバランス調整、利尿作用
芳香浴や、オイルマッサージに使われます。
月経周期に作用する可能性があるため、妊娠中の人は使用は避けた方が良いです。
白檀の香り
収れん、鎮静、強壮、殺菌、抗感染
肌の引き締めでスキンケアが効果的です。
樹木系でさわやかな香り
利尿、解毒、集中力回復、鎮痛、収れん、抗菌
むくみ解消やセルライト緩和のためのマッサージに効果的です。
腎臓疾患がある場合は長期使用を避けた方が良いです。また通経作用があるので妊娠中の使用は避けた方が良いです。
スパイシーなすっきりとした香り
鎮静、鎮痛、リラックス、血行促進、消化機能促進
不眠や緊張緩和で芳香浴に使ったり、肩こりなどのマッサージに効果的です。
通経作用があるので、妊娠中の使用は避けた方が良いです。
フローラル系。甘く重みのあるローズに似た香り
抗うつ、鎮静、ホルモン調節、鎮痛、利尿、殺菌
月経や更年期の不調改善、むくみ解消などに効果的です。またスキンケアなどにも使われます。
樹木系。すっきりとしたクールな香り
殺菌、抗菌、免疫賦活、鎮痛作用
鼻炎や咳などに芳香浴や吸入を行います。また足の悪臭には足浴などをすると効果的です。
フローラル系。濃厚な花の香り
鎮痛、鎮痙、保湿、殺菌、抗うつ
不眠時の芳香浴や、妊娠線の予防のスキンケアに使われます。
ハッカの香り。すっきりした香り
鎮痛、鎮痙、リフレッシュ、去痰、眠気回復
芳香浴は眠気や疲労回復したい時に効果的です。
さわやかな柑橘系
抗うつ、鎮静、リフレッシュ、食欲増進、殺菌、抗菌
心を落ち着かせ、気分をリフレッシュしたい時の芳香浴に効果的です。
光毒性があるので、使用後は日光を避けた方が良いです。
樹木系。シャープでクリアな香り
去痰、集中力回復、殺菌、抗ウイルス、抗炎症、鎮痛
芳香浴は風邪や花粉症の時には効果的です。
フローラル系。やわらかく、さわやかで、ほのかに木の香りもする
鎮痛、鎮静、抗菌、抗炎症
芳香浴・オイルマッサージ・化粧品などに使われます。
レモンを切ったときに広がるフレッシュな香り
リフレッシュ、抗菌、食欲増進、消化
気分転換の芳香浴に効果的です。
光毒性があるため、使用後は直射日光を避けた方が良いです。
柑橘系でレモンに似たフレッシュな香り
リフレッシュ、消化、鎮痛、虫よけ、殺菌
アルデヒド類を含むため、虫よけなどに効果的ですが、肌が敏感な人はアレルギーを起こすことがあるため注意が必要です。
すがすがしいグリーンの香り。
強壮、血行促進、鎮痙、鎮痛
風邪や花粉症に芳香浴を行います。また筋肉痛や肩こりへのマッサージも効果的です。